時期的にギリギリのタイミングですが、ボリュームライセンスで購入している旧プラン (Midsize Business) の Office 365 を新プランに切り替えてみました。
販売店さんのお勧めは Midsize Business から Business Premium への移行だったのですが、Exchange Online 等を使っていない環境だったので、(変更できるかどうかわからないという心配の声を押し切って) Business に変更しました。
購入手続き後、「マイクロソフト オンラインサービスのライセンス認証」というメールに書かれているリンクからライセンスの認証に進んで、「組織で使用するためのアカウントを所有しています」を選びます。
もし、ここで うっかり違うテナントでライセンスの認証をはじめたりするとプロダクトキーの再発行をしてもらったりする必要があって少し面倒です。
複数のテナントを使い分けているようなときはブラウザの InPrivate モードなどを使って間違えたテナントに関連づかないように注意しましょう。
ライセンス認証画面にプロダクトキーが表示されます。旧プランから新プランに移行するときのポイントは、移行前のユーザー数以上のライセンスが必要になる点です。(ライセンス数が不足している場合はここでエラーになります)
移行後のユーザー数を減らしたい場合や、新プランの中でも Business と Business Premium のようにプランを混在させたい場合は、あらかじめ旧プランのライセンス割り当て数を減らしておきましょう。
また、旧プランから新プランに切り替えた場合、旧プランの残り日数は無くなってしまいます。手間でなければライセンス切れの最終日に実行するのがいいでしょう。
最後にセットアップが動いてサブスクリプションが切り替わります。
旧プランのライセンスが割り当てられていた人は自動的に新プランのライセンスが割り当てられた状態になっていて、OneDrive のデータもちゃんと引き継がれていました。
ただ、Office アプリはすぐにライセンスの確認ダイアログが表示されました。場合によっては Office の再セットアップも必要になるので、すぐにアナウンスしてあげましょう。