Office 365 のプラン変更
ボリュームライセンスで購入した Office 365 のプランを変更してみました。
今回の変更はこんな感じ。
変更前
Office 365 Business × 13
変更後
Office 365 Business × 5 (更新)
Office 365 Business Premium × 12 (新規 + 割り当て変更)
発注
購入元にもよるのかもしれませんが、新規と更新で品名が違っていました(金額は同じだけど)。ライセンス申請書は、「更新」のライセンスを「新規」で買うような不思議な書き方でした。まぁ、この辺は購入元にちゃんと聞くのがいいと思います。
納品
ライセンスは電子納品でした。ライセンス証書のメールとは別に、「マイクロソフト オンライン サービスのライセンス認証」というメールが来ます。
このメールの「ここ」をクリックすると、ライセンス認証がはじまります。
ここで注意、別のテナントのアカウントでサインインしている場合は、先にサインアウトしておきましょう。 ブラウザの InPrivate などで、目的のテナントに確実にサインした後で先ほどの「ここ」のリンク先をコピーしてから、アドレスバーに貼り付けるのがお勧めです。
今回は、既にテナントを持っているので「組織で使用するためのアカウントを所有しています 」を選択します。
ライセンス認証
こんな感じで、どのライセンスを認証するのかを選びます。
まずプランの割り当て変更がある Business Premium から有効化します。
認証が終わると、自動的に管理者センターのサブスクリプションに遷移して、プランが有効化されてることが確認できます。
ライセンスの割り当て変更
有効化された後は、Business が割り当てられている既存ユーザーに新しい Business Premium のライセンスを割り当てます。
管理者センターの ユーザー ー アクティブなユーザー から、割り当てを変更したいユーザーを選択して、一括で割り当てを変更します。
Business から Business Premium に変更したいので、「置換」を選びます。
今回から利用をはじめる新規のユーザーにも同じようにライセンスを割り当てていきます。
ユーザー数を減らしてライセンスを延長する
今回、Business は 13 ユーザーから 5 ユーザーに変更になるので、まず Business のライセンスが割り当てられているユーザーを 5 ユーザーまで減らします。(このために先に Business Premium を有効化しました)
この状態でライセンス認証をはじめると、ユーザーを追加するのか、既存のサブスクリプションを延長するのか選ぶことができます。もし、この時点で 5 ユーザー以上にライセンスが割り当てられていると、追加しか選ぶことができません。(つまり購入するライセンスは「更新」でも「追加」でも変わりなかったんですかね・・・)
ちなみに、期限は、現状のライセンス数との調整で計算されます。今回は Business の期限を残して Business Premium に移る人がいたのですが、そういう人の残り期間も計算したうえで期限が決まります。
プランによって終了日が変わってしまうのは悩ましいところではありますが、サブスクリプションの終了日直前まで待たなくても、残り期間が無駄にならないのはいいですね。