Office 365 Advent Calendar 4 日目の記事です。
Office 365 でお手軽情報漏えい対策
昨日の事になりますが、Windowsアプリ×教育というイベントで LT をしてきました。
タイトルは「Office 365 でお手軽情報漏えい対策」
ちょっと勉強会の趣旨とは離れてしまってるかな...と心配していたのですが、他の方の発表を聞いていると小学校で Office 365 が導入されているような先進的な事例もあるそうです。学校に「ぴゅう太」くらいしかなかった僕らの学生時代とは雲泥の差ですね *1
IRM を有効にする手順の補足
LT では「簡単な設定ですぐに使い始めることができます!」って言いきっちゃったんですが、OneDrive for Business で IRM を有効にするときに少しだけ悩みました。
SharePoint のサイトで IRM を有効にする場合
SharePoint のサイトで IRM を有効にする場合は特に悩むことはありません。
画面右上の歯車アイコンから サイトコンテンツを選んで、コンテンツ一覧のドキュメントの設定を開きます。
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設定の中に Information Rights Management の項目があるので、「ダウンロード時にこのライブラリの権限を制限する」にチェックをつければ OK です。
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OneDrive for Business で IRM を有効にする場合 (その 1)
ところが OneDrive for Business で同じような画面を開いても *2 コンテンツ以下には何もありません。
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こんな時は仕方ないので、画面左下の「従来の SharePoint の表示に戻す」 を選んで以前の表示に戻します。
するとコンテンツの内容が表示されますね。不思議ですね。
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問題は「従来の SharePoint」から「今の SharePoint」に表示を戻す方法です。
同じくサイトコンテンツの一覧から スタイルライブラリ の設定 - 詳細設定 と進みます。
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設定項目の一番下に リストの表示 という項目があるので、「新しい表示」を指定することで新しい SharePoint の表示に戻ります。これはわからない...。
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OneDrive for Business で IRM を有効にする場合 (その 2)
もう 1 つの方法は、OneDrive のサイトの設定を開いて「サイトのライブラリとリスト」に進むことです。
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この画面の「ドキュメントのカスタマイズ」から ドキュメントの設定画面を開くことができます。
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いちいち SharePoint の表示方法を切り替えなくて済む分、こちらの方が楽ですね。
こんな感じで ちょっとした落とし穴はあるのですが、IRM が簡単に使えるようになるのは間違いありません。
Office 365 で今すぐできる情報漏えい対策を実施してみてはいかがでしょうか?