少し前に Office 365 フォーラムで知ったのですが、Office 365 の Exchange Online で送信できるメッセージサイズの上限が 150MB になっていました。*1
組織全体の制限を変更する
Exchange 管理センターの 受信者 で、組織全体のメッセージサイズの制限を変更することができます。
実際に開いてみると送信・受信ともに 35840KB (35MB) が設定されていました。
上限値は、150MB なので、KB 単位で 153600 (150 × 1024 ですね) を指定しておきます。
ユーザーごとの制限を変更する
特定のユーザーだけメッセージサイズの制限を変更したい場合は、一覧からメールボックスを選んで、メールボックスの機能からメッセージサイズの制限の詳細を表示します。
組織全体と同じようにメッセージサイズの制限を指定することができます。
このユーザーは逆に 1024KB (1MB) を指定してみました。制限を超える場合は わかりやすいエラーメッセージとともにメッセージが返されるそうです。
制限を超えるメールが送られた場合
早速外部から制限を超えるメールを送ってみます。
すぐにわかりやすいエラーメッセージが返ってきました。
...お、おぅ。
ちなみに同じ組織内で制限を超えるメールが送られた場合は、ちゃんとわかりやすい (日本語の) メッセージが返ってきました。
拒否されたメッセージはメッセージの追跡で確認することができます。
(あまり関係ありませんが、この日付 JST になりませんかね...)
制限を超えるメールを送った場合
Outlook on the Web でメッセージサイズ制限を超えるメールを送ろうとしたのですが、そもそも制限を超えるサイズのファイルを添付しようとした時点でエラーになりました。
なかなか親切な設計ですね。
*1:メールは送信時にエンコードされるため、実際の制限は 150MB よりも小さくなります