いつの間にか OneDrive for Business で同期のエラーが出るようになっていました。
しかも「ヘルプデスクにお問い合わせください」とか深刻そうな事を言ってきています。
実は この件に関しては 少し前に同期アプリまたは Fix it ツールでの解決方法に関するアナウンスが出ていました。
同期アプリによる修復
同期アプリによる修復をおこなう場合は、こちらの手順に従い システムトレイの OneDrive for Business のメニューから 修復 を選びます。
修復がはじまるとサーバーにアップロードされていないファイルは 「未同期の変更内容」というフォルダに保存されるそうです。修復が成功したらここから手動でコピーすれば大丈夫そうですね。
ただ、今回は修復が成功しませんでした。(開いてないはずのファイル・フォルダが開かれたことになっていました)
Fix it ツールで修正
という訳で 2 つめの方法、Fix it ツールによる修復 を試してみます。
このツールは OneDrive for Business のキャッシュを削除したりもするそうで、未同期のデーターを失ったりする可能性もあるそうです。
そのためまずはサーバーにアップロードできていないファイルと OneDrive のキャッシュ 「%localappdata%\Microsoft\Office\16.0\OfficeFileCache」を保存したうえでツールを実行します。
ツールを実行しようとすると確認が 2 回も入りました。それほど既存のデーターが保証されない危ない方法なのでしょうね。ファイルのバックアップについてもう一度確認しておきましょう。
今度は問題の修復に成功したようですね。
ここで OneDrive for Business アプリを起動すると同期を再実行することができます。
よく見るとまったく同じライブラリが 2 つ見えています。この辺におかしくなった原因がありそうな気もしますが、ひとまずは同期してみることにしました。
同期がはじめると これまでとは別の場所にフォルダを作っているようです。(このフォルダ名、結構頻繁に名前が変わっているような気がするのですが やめて欲しいですよね・・・)
ともかく ここにサーバー側のデータが入ってくるので同期完了後、バックアップしておいた未同期のデーターを上書きして無事完了です。