先日気になった Outlook 用アドインの作り方を確認してみました。
作り方は MVA にそのものズバリな解説があります。まずはこれを真似してみましょう。
プロジェクトを作る
Visual Studio で Visual C# - Office/SharePoint - アプリと進んで Office 用アプリの新規プロジェクトを作ります。はじめての Office アプリなので名前は OfficeApp1 としました。
アプリの種類としてメールを、
表示する場所に電子メールメッセージの表示フォームを選択します。
できあがったプロジェクトはこんな感じです。
いろいろできていますが、見るのは AppRead\Home フォルダの中の Home.html と Home.js だけです。(Visual C# とは何だったのか...)
それぞれ以下のように書き換えていきます。
Home.html は content-main という ID の div タグ以外すべて削除します。
<body> <div id="content-main"> </div> </body>
Home.js で displayItemDetails() の呼び出しを削除して、先ほどの div タグに直接文字を書き込んでみます。
Office.initialize = function (reason) { $(document).ready(function () { app.initialize(); //displayItemDetails(); $("content-main").text("Outlook 用 Office アプリです"); }); };
Outlook on the Web で実行してみる
あとは F5 を押すだけです。最初だけユーザー名、パスワードを聞いてくるので Office 365 のユーザー名、パスワードを入力しましょう。
動かしてみるとこの通り。OfficeApp1 が動いているのがわかりますね。
アドオンの一覧にもちゃんと出てきます。
次に作るときはプロバイダー名くらいは設定しておこうと思いました。
Outlook で実行してみる
プロジェクトのプロパティで動作開始を Office デスクトップクライアント とすることで Outlook で動かしてみることもできます。
同じソースが Outlook でも動作しています。
同じように iPad 版 Outlook でも動作するという事です。将来的に Windows 10 Mobile の Outlook でも動いたりするんでしょうか? なんだか楽しそうなことができそうですね。