みなさん、MADOSMA はもうゲットしましたか?
中には MADOSMA ではじめて Windows Phone に触れたという人もいるのでははないかと思います。今日はそんな方向けに Windows Phone のアプリ開発についてご紹介します。
他プラットフォームがそうであるように、Windows Phone もアプリ開発は無料ではじめることができます。是非チャレンジしてみませんか?
開発ツールをダウンロードする
なにはともあれ、開発ツールが必要になりますね。
Windows Phone アプリはマイクロソフトの開発ツールである Visual Studio を使って開発します。つい最近までは結構いいお値段で購入しないといけなかったのですが、今は個人利用であれば無料でダウンロードすることができます。
Visual Studio 2013 Community
正式版の中では最新で Windows 8 / Windows Phone 8.1 向けのアプリを開発することができます。
Visual Studio 2015 RC
まだ正式版ではありませんが、次期バージョンの Visual Studio 2015 にも無料版があります。こちらは間もなく発売される Windows 10 や Windows 10 Moble 向けのアプリも開発することができます。ダウンロードはコチラから。
MADOSMA を開発者アンロックする
開発したアプリを MADOSMA 実機で動かすためには "Windows Phone Developer Registration" というツールを使って開発者アンロックをする必要があります。
アンロックするには Microsoft アカウントが必要になります。本来は開発者登録が済んでいるアカウントを指定するのですが、未登録の場合でも 1 台の実機に 2 本のアプリまでを転送することができるようになります。
アプリを動かしてみる
では早速、実機でアプリを動かしてみましょう。
Visual Studio を起動して 新規プロジェクトを作成、テンプレートから ストアアプリ - Windows Phone アプリ - 空のアプリケーションを選びます。
プロジェクトができたら緑色の再生ボタン横の選択肢から "Device" を選んでクリックします。
しばらく待つと、アプリが実機に転送(このとき実機のロックを解除しておくのを忘れないでください)されて、何もない真っ黒な画面が表示されます。
おめでとうございます。これがはじめての Windows Phone アプリです。
ここからはサンプル等を見ながら中身を作り込んでいく事になります。
アプリを公開するための開発者登録をする
完成したアプリは Windows Phone ストアで公開しましょう。
これには正式の開発者登録が必要になるのですが、Dev Center ベネフィット という制度に登録することで無料で登録することができるようになります。(翌年以降の更新料も無料です)
ただ 登録後一定期間内にアプリを公開することが条件なので、アプリがほぼ完成した段階で申し込むのがいいと思います。
(追記)
直近では Dev Center ベネフィット に登録しても開発者登録は別かもしれないという情報を頂きました。もし開発者登録ができなかったという方は僕に @ か、おでコン問い合わせフォームで教えていただけると嬉しいです。
おでコンに応募する
アプリが公開されたら非公式アプリコンテスト おでコン に応募してください。
Windows Phone非公式アプリコンテスト - おでコン
締め切りは 8 月 31 日なので今から着手すれば十分間に合うと思います。みなさんのご応募お待ちしています。