連休中のニュースに (僕が) 追いつくシリーズ。
Azure DNS もプレビュー版が使えるようになったらしいので試してみます。
前準備
今のところポータル画面から Azure DNS を操作することはできないらしいので、PowerShell で接続できるようにする必要があります。
Azure Power Shell をインストールする
Web Platform Installer を使って Azure PowerShell をインストールします。
Azure PowerShell というものがインストールされていました。
PowerShell で Azure に接続する
インストールした Azure PowerShell を使って Azure DNS を使えるようにしていきます。
リソースマネージャーモードへの切り替え
Azure DNS を動作 (管理?) させるためにリソースマネージャーモードというものに切り替える必要があります。
Switch-AzureMode -Name AzureResourceManager
実行すると鬼のようにコマンドレットが読み込まれていました。
Azure アカウントを追加する
Add-AzureAccount
実行するとウィンドウが表示されるので Azure の ID, パスワードでサインインします。
使用するサブスクリプションを選択する
Azure DNS を動作させるためのサブスクリプションを選択します。
Select-AzureSubscription -SubscriptionName "サブスクリプション名"
サブスクリプション名は Get-AzureSubscription コマンドレットを使用して調べることができます。
Get-AzureSubscription
リソース グループを作成する
これから作成する Azure DNS を管理するためのリソースグループを作成します。適当な名前とお好みのロケーションで作りましょう。*1
New-AzureResourceGroup -Name MyAzureResourceGroup -location "Japan West"
ただ、既に作成済みのリソース グループがある場合は無理に作る必要はありません。
既存でどんなリソース グループがあるかは Get-AzureResourceGroup コマンドレットで調べることができます。
PS C:\> Get-AzureResourceGroup ResourceGroupName : kazuakix Location : japanwest ProvisioningState : Succeeded Tags : ResourceId : /subscriptions/xxx-xxx-xxx-xxxxx/resourceGroups/kazuakix
リソース プロバイダーを追加する
Microsoft.Network リソース プロバイダーを追加します。
Register-AzureProvider -ProviderNamespace Microsoft.Network
実行すると本当に追加するか確認されるので迷わず Y で。
Azure DNS に登録する
ここまできてようやく Azure DNS に登録することができます。
Register-AzureProviderFeature -ProviderNamespace Microsoft.Network -FeatureName azurednspreview
ここでも本当に登録するか確認されるので Y を入力します。
登録状況は Get-AzureProviderFeature コマンドレットで確認することができます。
Get-AzureProviderFeature -ProviderNamespace Microsoft.Network -FeatureName azurednspreview
実際に登録してみると結構長い時間 Pending のまま待たされました。
気長に待ちましょう。
RegistrationState が Registered になれば無事登録完了です。
*1:但し Azure DNS に関してはロケーションはあまり意味がないそうです