Outlook Web App の言語を変更してみる

はじめて Outlook Web App (OWA) を開くと言語とタイムゾーンを設定することができますよね。

一度設定した後でどうやって変更するのか わからなかったのですが、どうやら PowerShell を使って変更できるようです。
　

現在の設定を確認

設定内容の確認には Get-MailboxRegionalConfiguration コマンドレットを使います。

PS C:\> Get-Mailbox kazuaki | Get-MailboxRegionalConfiguration

Identity             Language        DateFormat TimeFormat TimeZone
--------             --------        ---------- ---------- --------
kazuaki              ja-JP           yyyy/MM/dd HH:mm      Tokyo Standard Time

当然普段は日本語環境で使用しています。
　

変更してみる

これを変更する場合は Set-MailboxRegionalConfiguration コマンドレットを使います。

試しに en-US に変更してみます。

PS C:\> Get-Mailbox kazuaki | Set-MailboxRegionalConfiguration -Language "en-US"
日付の形式 "yyyy/MM/dd" は、現在の言語設定 "en-US" では無効です。有効な形式には、"M/d/yyyy, M/d/yy, MM/dd/yy, MM/dd/yyyy, yy/MM/dd, yyyy-MM-dd, dd-MMM-yy" が含まれます。

エラーが出てしまいました。en-US な環境では日本向けの日付の形式 "yyyy/MM/dd" が使えないんですね。

日付の形式をあわせて指定します。

PS C:\> Get-Mailbox kazuaki | Set-MailboxRegionalConfiguration -Language "en-US" -DateFormat "yyyy-MM-dd"
PS C:\> Get-Mailbox kazuaki | Get-MailboxRegionalConfiguration

Identity             Language        DateFormat TimeFormat TimeZone
--------             --------        ---------- ---------- --------
kazuaki              en-US           yyyy-MM-dd HH:mm      Tokyo Standard Time

今度は指定できたようなので OWA にログインし直してみましょう。

無事に英語環境で起動することができました。

ちなみに、設定を戻しても反映されるのに ちょっとだけ時間がかかることがあるようです。「日本語に戻したのに表示が変わらない！」と慌てないようにしましょう。*1

*1:慌てました