つい先日、直すつもりのないファイルを上書きしてしまって余計な手間がかかってしまいまいた。プログラムソースなんかだと Git や SVN でバージョン管理しているみなさんも、ちょっとしたファイルは普通に保存していたりするんじゃないでしょうか?
同じ轍を踏まないためにもファイルのバージョンを管理できるようにしておきましょう。
Windows 8 のファイル履歴
コントロールパネルで「ファイル履歴」を有効にするだけ。復元もエクスプローラーから選ぶことができるのでとてもお手軽です。
但し 別ドライブ(ネットワーク可)が必要なのでノートやタブレットなんかだとちょっと使いにくいかもしれませんね。
OneDrive のバージョン履歴
OneDrive だと特に設定する事もなくバージョン管理が可能です。復元はブラウザで内容をプレビューしながら指定することができて便利です。
但し バージョン管理されているのは Office ファイルだけのようです。
OneDrive for Business のバージョン履歴
最後は OneDrive for Business のバージョン履歴。Office ファイル以外でもバージョン管理が可能です。
標準では有効になっていないので、設定を変更しておきましょう。
「ライブラリ」タブの「ライブラリの設定」から「バージョン設定」を選んで「このドキュメント ライブラリのファイルを編集するたびにバージョンを作成する」を有効にしておきます。
僕たちのようなひとり SharePointer はメジャーバージョンだけ保存しておけばいいと思います。保存するバージョンの数を制限することもできるようですね。
復元するときは保存した日時の一覧から選ぶことになります。 OneDrive の Office 文書のように内容をプレビューできるわけではないようです。
操作のお手軽さでは OneDrive も捨てがたいのですが、ファイルの種類を問わないという点で OneDrive for Business がいいですね。
ともあれこれで安心してファイルを直すことができます。