Power Query
Power Query は Excel でデータの検索や絞込みをするためのアドインです。
実行するには Office 2013 Professional Plus または Office 365 ProPlus 、 Excel 2013 スタンドアロンが必要です。でも、Office 365 Small Business Premium では実行できません。不思議ですね。
実行できる環境がある場合はこちらからダウンロードしましょう。
インストールしたら こんな感じのメニューが表示されます。
Power Query ではいろいろなデータを読み込めるようですが、まずはお手軽に Web からデータを読み込んでみます。
「外部データの取り込み」の中から「Web から」を選びましょう。
ここでは環境省の花粉観測システムから関西地域の最新データを取ってきます。
URL を指定すると Web の内容を取得してくるのでページ内の table を指定します。
この状態で画面下の「編集」を押すとクエリーエディターが起動します。
今のところ Web からとってきたそのままのデータなので 少し加工していきましょう。
まず、先頭行 (正確には 2 行目) を列のタイトルに指定。
続いて降水量等の数値項目のデータ型を指定してやります。
それらしいデータができたところで「適用して閉じる」と Excel に反映されます。
一度クエリを作れば Web が更新されても Excel に再反映することができます。
お手軽ですね。
Power Map
Power Map は Excel のデータを地図上にプロットしてくれるアドインです。
Power Query と同じく実行するためには Office 2013 Professional Plus または Office 365 ProPlus が必要です。やはり Small Business Premium はダメです。謎です。
ちなみにダウンロードはこちらです。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=38395
インストールすると「挿入」の中にメニューが追加されます。
起動するとこんな感じ。もはや Excel じゃねぇ...。
気にせず 右のレイヤーウィンドウでデータの指定をしていきます。
まずは住所にあたる部分を指定…と思いましたが、自動認識してくれていますね。
続いてプロットするデータを指定。
ここでは花粉飛散数で棒グラフを描くようにしていしてみました。
結果、完成したマップがこちらです! 紀南地方ヤバイ。